charm
甑島の魅力

About Koshikishima
甑島について

甑島の写真

「甑島(こしきしま)」は、
鹿児島県薩摩川内市に属する離島です。

隣接しているいちき串木野市の「串木野新港」からはフェリー、同市内の「川内港」からは高速船が就航しており、約1時間の船旅で甑島へ到着します。

船のイラスト

ブリやキビナゴ漁が盛んな甑島の食といえば、やはり豊富な海の幸
年間をとおして黒潮で育った魚介類を楽しむことができ、特にキビナゴは刺身・フライ・お吸い物など、色々な料理で提供されています。
甑島へお越しいただいた際は、ぜひ一度海の幸をご堪能あれ。

「食」

「食」

「観光」

「観光」

上甑島・中甑島・下甑島の3島が連なっているため、地形の違いなどから各エリアで違った表情を楽しむことができます。
眼前に広がる東シナ海や美しい緑の山々をはじめ、各エリアに景勝地が点在。
甑島の手つかずの自然をお楽しみいただければと思います。

自然の美しさを活かしたイベントや、伝統を大切にした祭事など、様々な催しものが暮らしに根ざしています。
特に国の重要無形民俗学文化財に指定されている、下甑島伝統の来訪神の行事「トシドン」は、鹿児島県では初となるユネスコ無形文化遺産に登録され、注目されています。

写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

「文化」

「文化」

Tourist Attractions
主な観光スポット

上甑島エリア

甑大明神

甑大明神

「甑島」の地名発祥の地とも言われている「甑大明神」。
断崖絶壁にある神社であり、社殿はありません。巨大な岩そのものがご神体として祀られ、地元で崇拝の対象とされてきました。
祭儀も巨大な岩の近くにある平岩の上で行われたといわれており、この巨大な岩が甑(せいろ)に似ていることから「甑島」の名称の由来になったとも伝えられています。

長目の浜

平成27年(2015年)3月に「甑島長目の浜及び潟湖群の植物群落」として国の天然記念物に指定された「長目の浜」。
島の北西部の山裾が太古から風波に崩れ潮風で造った幅50m、長さ約4kmにわたって続く砂州で、なまこ池、貝池を海と仕切っています。
長目の浜の延長には鍬崎池、さらに須口池を抱く砂州もあり、これらの「甑四湖」は甑島有数のビュースポットとなっています。

長目の浜

中甑島エリア

鹿の子大橋

鹿の子大橋

中甑島と中島を結ぶ全長240mのアーチ橋。
橋周辺がカノコユリの自生地となっていることから「鹿の子大橋」と命名されました。
この一帯には「こしき夕焼けシルエットライン」の愛称で親しまれ、夕日見物には最適のロケーションです。

甑大橋

令和2年(2020年)8月に開通した鹿児島県内で一番長い(1,533m)橋です。
徒歩や自転車、ロードバイクなどでも上甑島エリアと下甑島エリアを周遊することができるようになり、甑列島をつなぐ希望の架け橋となりました。
鹿島側のトンネル上部にある「鳥ノ巣山展望所」は甑大橋のビュースポットのほか、カノコユリやニシノハマカンゾウの群落地でもあります。
上甑島・中甑島側にある「木の口展望所」はさらに高い位置にあり、甑大橋はもちろん鳥ノ巣山展望所、鹿島の街並みを見渡すこともできます。

甑大橋

下甑島エリア

瀬尾観音三滝

瀬尾観音三滝

下甑島の南側に位置し長浜港から車で約10分のところにある滝です。
瀬尾川上流から流れた水が高さ55mの滝は三段になって落ち、一番下の滝壺の近くには観音像が祀られていることからこのように呼ばれています。
この滝の水は諸人万人の薬水と言われ、昔は遠方から水を求めにくる人も絶えなかったとのこと。
マイナスイオンが溢れる癒しのスポットとして、さらに最近ではパワースポットとして訪れる方が増えています。

釣掛埼灯台

下甑島の最南端、下甑町手打地区に明治29年に開設された白亜の灯台です。
明治時代に日本から台湾に至る南方航路整備のため、九州西岸から西南諸島にかけて重要な拠点に建てられた”灯台八ヶ所”の一つであり、開設から120年を超えました。
現在では灯台の近くまで観光道路が整備され、海上から約146メートルの断崖上に立つ灯台を間近で見ることができ、灯台から見る東シナ海に沈む夕陽は絶景です。

釣掛埼灯台